Angel Beats!はゲームブランドのkey作品の中で、ゲームを原作としていないアニメオリジナルの作品です
本日はそのAngel Beats!のあらすじやストーリーを紹介していきたいと思います。
あらすじ
記憶を失った少年、音無は真夜中の学園で目を覚まします。
そこで銃を構えた少女、ゆりと出会い、ここが死後の世界であること知ります。
そこでゆりが所属する「死んだ世界戦線(SSS)」は死後の転生を拒み、「天使」と呼ばれる生徒会長と戦いを続けています。
そこから、紆余曲折ありながらも、音無は戦線に加わり、天使との戦いに巻き込まれていきます。
ストーリー
死後の世界
真夜中で学園で目覚めた記憶喪失の少年、音無は、『死んだ世界戦線』に所属するゆりに戦線へ勧誘されます。
しかし、ゆりへの不信感から、「天使」と呼ばれる生徒会長、立花に声を掛けます。
ゆりに説明された内容を天使に尋ね、死後の世界である証拠を求めるとその場で、天使によって、胸を刺されてしまい、気が付くと音無は保健室で横たわっているのでした。
死んだ世界前線
死んだ世界戦線のメンバーと合流した音無は彼らが
「学園に歯向かい、成仏しないように抗っていること」
「校則を重んじる生徒会長の天使と戦っていること」
を知ります。
そこで、音無も死んだ世界戦線に入ることとなり、様々な作戦を行っていきます。
成仏
天使や一般生徒を引き付ける陽動舞台として活躍する戦線内のガールズロックバンドグループ「Girls Dead Monster (通称ガルデモ)」のリーダーの岩沢。
彼女は生前、悲惨な家庭環境で音楽だけを生きがいにしていました。
そんな彼女は失語症になり18歳で命を落とします。
あるとき作戦のライブの途中で教師によって、ライブを中断させられてしまいます。
ギターを取り上げられた岩沢は、ギターを奪い返し、バラード曲を歌い上げました。
そこで、歌うことが生まれた意味だったと悟り、演奏終了と共に岩沢は成仏していくのでした。
生徒会長解任
死んだ世界戦線の馬鹿げた計画で天使のテストを改ざんし、生徒会長から解任することに成功します。
そこから天使は戦線の作戦に関与することがなくなり、普通の高校生であったことが明らかになります。
新生徒会長
新しい生徒会長の直井、彼は校則を違反した生徒を次々に反省室に連行します。
さらに、音無と天使が校則で禁止されている時間に食堂を利用しているところに現れ、2人を独房に閉じ込めます。
直井は裏で一般生徒に暴力を加え、戦線メンバーと同様、成仏に抗う人間の一人でした。
脱出した2人は直井が戦線メンバーを追い詰め、催眠術を使い、成仏させようと企んでいることを知ります。
音無は直井を殴り飛ばし、直井の生前の人生を認めてあげたことで、直井は音無に心を動かされ、戦線に加わるのでした。
音無の記憶
仲間になった直井の催眠術によって、過去の記憶を取り戻すことを決意します。
音無はフリーターの少年でしたが、病気の妹の死をきっかけに医師になることを決意します。しかし、大学入試の試験会場へ向かう途中に電車の事故に巻き込まれ、トンネルに閉じ込められてしまいます。そこで、音無は指揮を執り、全員で生き残ることを決意しますが、救助が来た時には音無のみ命を落としてしまうのでした。
かなで
独房で過ごしたことで天使=かなでと仲良くなった音無。生徒会長でもなくなった彼女を戦線が行う魚釣りに連れていきます。
最初は警戒する戦線のメンバーでしたが、徐々に打ち解けていきます。
最後にはかなでの持つ分身能力とずば抜けた戦闘能力で川の主を釣りあげることに成功しました。
しかし、かなでは好戦的な分身を生み出してしまったことにより、その分身が次々に戦線メンバーを襲っていきます。さらには分身が分身を作り、悲惨な状況になっていきます。
そこで、かなでを1人に戻すスキルを起動させます。音無と仲良くなったかなでと複数の好戦的なかなで。それが1人になることで苦しむかなででしたが、最終的には優しいかなでの状態で復活します。
さらに、音無はかなでの看病をしながら、自身の記憶の一部が蘇ります。
自身が死ぬ直前、ドナーカードを書いて最後まで人の命のことを考えて死んでいった記憶でした。
そして、かなでからこの死後の世界は「青春時代をまともに過ごせなかった人のために用意された世界」であることを知らされます。
そこで、音無はかなでとともに、戦線メンバーが報われた気持ちで成仏できるように陰ながら活動をしていくのでした。
リセット
ある日、死後の世界に謎の影が現れます。その影に飲まれた高松君は翌日、記憶をなくし、一般生徒のようになってしまったのでした。
そこで、音無、かなで、ゆり、日向はメンバーたちが報われた気持ちで成仏ができるように進めていくのでした。
そんな中、ゆりは学校の地下に騒動の原因となる謎の少年がいることを突き止めます。少年は死後の世界が「卒業すべき場所」から「永遠の楽園」になってしまっていることから、全てをリセットすることを目論んでいました。しかし、ゆりの手により阻止することができました。
卒業
無事にメンバーを成仏させることができた。音無、かなで、日向、直井。
そして残ったメンバーも成仏するべく、卒業式を敢行することになりました。
幸せそうに成仏していく、直井、ゆり、日向。
三人が成仏した後、音無はかなでに「今後迷い込んだ人たちを2人で成仏できるようにしないか」と提案します。
それは音無がかなでが好きで、一緒にいたいと思っていたための提案でした。
しかし、かなではそれを拒否。かなでがこの世界に来た意味を音無に話します。
生前、心臓病を抱えていたかなでは心臓移植により命を取り留めることができました。
実はその心臓は事故で死んだ音無のものだったのです。
かなでは音無に「ありがとう」と伝えることがかなでの心残りだったのです。
それを伝えることで、かなでは成仏していくのでした。