不朽の名作『カードキャプターさくら』とは?
『カードキャプターさくら』は、 創作集団CLAMPによる 魔法少女漫画の金字塔です。
「絶対、だいじょうぶだよ」 という無敵の呪文と、 誰かを想う優しい気持ちに溢れた世界観は、 連載終了から長い時が経った今もなお、 世界中で愛され続けています。
今回は、物語の原点である 「クロウカード編」から 感動の「さくらカード編」最終回までの ストーリーと登場人物を解説します。
『カードキャプターさくら』の主な登場人物
木之本 桜(きのもと さくら)
本作の主人公。小学4年生。 偶然「クロウカード」の封印を解いてしまい、 カードを集める 「カードキャプター」となる。 運動神経抜群で、 「はにゃーん」が口癖。 雪兎さんに憧れている。
大道寺 知世(だいどうじ ともよ)
さくらの親友で、大富豪の娘。 さくらのことが大好きで、 彼女の活躍をビデオに収めることと、 バトルコスチュームを作ることに 情熱を注ぐ。
月城 雪兎(つきしろ ゆきと)
桃矢の親友。 いつもニコニコしていて大食い。 さくらの初恋の人。 その正体は、クロウカードのもう一人の守護者 「月(ユエ)」の仮の姿。
柊沢 エリオル(ひいらぎざわ えりおる)
さくらカード編から登場する転校生。 常に穏やかな笑みを浮かべているが、 不思議な魔力を持ち、 さくらの周りで事件を起こす。
【クロウカード編】封印解除と最後の審判
物語は、さくらが父親の書庫で 不思議な本を開き、 封印されていた「クロウカード」を バラバラに飛ばしてしまうところから 始まります。
カードが世に解き放たれると 災いが起きるため、 さくらは封印の獣・ケルベロスに導かれ、 カードキャプターとして カード回収の日々を送ります。
ライバルとの出会いとカード回収
転校生・李小狼もカード集めに参戦。 最初はカードを巡って争いますが、 共に困難を乗り越える中で 仲間としての信頼関係が芽生えます。 さくらは持ち前の運動能力と 機転、そして「絶対だいじょうぶ」の精神で 次々とカードを封印していきます。
最後の審判:月(ユエ)との対決
全てのカードを集め終えた時、 「最後の審判」が始まります。 優しかった雪兎が、 冷徹な審判者「月(ユエ)」へと変貌し、 さくらに襲いかかります。
「主(クロウ・リード)以外に 主人は認めない」と攻撃するユエ。 さくらは彼を傷つけたくないという想いから 攻撃を躊躇しますが、 最後は自分の魔力で 新たな杖(星の杖)を生み出し、 「封印解除(レリーズ)」を使わずに ユエを包み込むような魔法で勝利します。
こうしてさくらは、 正式にクロウカードの 新しい主人となりました。
【さくらカード編】自分のカードへ
平穏が戻ったかと思いきや、 さくらのクラスに イギリスから柊沢エリオルが 転校してきます。 それと同時に、 再び奇妙な事件が起き始めます。
しかし、さくらの杖は そのままでは魔法を使えません。 さくらは、クロウカードを 自分自身の魔力で 「さくらカード」へと 書き換える必要がありました。
変化する恋心
カードを書き換えるたびに 魔力を消耗し、 眠気に襲われるさくら。 そんな彼女を支える小狼は、 自分がさくらを好きだと自覚します。
一方、さくらは憧れの雪兎に告白しますが、 「さくらちゃんが僕を好きなのは お父さんに似ているからだ」と諭され、 優しく振られてしまいます。 (雪兎の一番好きな人は 兄の桃矢でした)
失恋したさくらを、 小狼は不器用ながらも励まし、 二人の距離は急速に縮まります。
エリオルの正体と最後の魔法
事件の黒幕はエリオルでした。 彼の正体は、 最強の魔術師クロウ・リードの 生まれ変わりだったのです。
エリオルが事件を起こしていた理由は、 「さくらにカードを書き換えさせ、 真の持ち主にするため」でした。 最後の試練として、 エリオルは街中の人々を眠らせ、 街を闇で覆います。
さくらは、小狼の助けを借りて 最強のカード「光」と「闇」を 同時に書き換え、 エリオルの魔法を打ち破ります。
その後、エリオルは 「自分の強大すぎる魔力を 藤隆お父さんに分割してもらう」 という真の願いを叶え、 イギリスへ帰国することになります。
【最終回】本当の「一番」
全ての事件が終わり、 小狼は香港へ帰ることを決意します。 帰国直前、小狼はついに さくらに想いを告げます。 「おれは、おまえが好きだ」
突然の告白に戸惑うさくらですが、 小狼が離れてしまうことを知り、 自分の心と向き合います。 そして気づくのです。 自分にとっての「一番」は 小狼だったのだと。
空港(バス停)での別れと再会
(※アニメ版と漫画版で シチュエーションが少し異なりますが、 結末は同じです)
さくらは出発直前の小狼のもとへ駆けつけ、 手作りのクマのぬいぐるみ (名前をつけて相手に渡すと 両想いになれるジンクスがある)を 渡します。
「わたしの一番は、小狼くんだよ!」
二人は再会を約束し、 小狼は旅立ちます。
数年後、中学生になったさくら。 通学路の桜並木で、 戻ってきた小狼と再会します。 成長した二人が抱き合い、 最高の笑顔で物語は幕を閉じました。
『カードキャプターさくら』は、 魔法の冒険を通じて、 さくらが「無敵の優しさ」で 世界を包み込み、 自分自身の「一番」を見つける 愛の物語でした。 (※現在、この続きである 「クリアカード編」へと物語は続いています)
