
【BLEACH作品基本データ】
『BLEACH』は、久保帯人氏によって2001年から連載が開始された、
週刊少年ジャンプを代表するスタイリッシュなアクション漫画です。
死神という独自のファンタジー要素と、洗練されたセリフ回しが特徴です。
| 連載期間 | 2001年36・37合併号 ~ 2016年38号 |
|---|---|
| 累計発行部数 | 全世界1億3,000万部以上 |
| 主なメディア展開 | TVアニメ、実写映画、ゲーム、舞台など |
漫画『BLEACH』の作品概要:連載開始から15年の歴史を解説
『BLEACH』の物語は、東京都にある架空の町「空座町(からくらちょう)」を
舞台にして始まります。主人公の黒崎一護は15歳の高校生です。
彼はオレンジ色の髪を持ち、昔から幽霊が見えるという特異体質でした。
2001年に連載がスタートした本作は、その圧倒的なビジュアルセンスと、
「死神」が「虚(ホロウ)」を斬るという明快な設定で爆発的人気を得ました。
本作の最初の章である「死神代行篇」は、物語の全ての土台となります。
発行部数が1億3,000万部を超えるモンスタータイトルとなった理由の1つに、
この導入部で描かれる「家族愛」と「仲間への想い」が挙げられます。
一護がなぜ死神になったのか、その経緯を詳しく紐解いていきましょう。
BLEACH死神代行篇の登場人物:所属・グループ別のキャラクター解説
死神代行篇に登場するキャラクターは多岐にわたります。
物語を理解しやすくするため、主要人物を3つのグループに分類しました。
本作の主人公。極めて高い霊媒体質を持つ。家族を救うために死神の力を得た。
荒っぽいが正義感が強く、大切な人を守ることに命をかける性格。
一護の同級生。一護の強い霊圧に当てられたことで、それぞれが特殊能力に覚醒。
井上は「盾舜六花」、茶渡は「巨人の右腕」という力を現世で発現させた。
一護のクラスメイトでありながら、死神を憎む「滅却師(クインシー)」の生き残り。
大虚(メノス・グランデ)の襲来を機に、一護と共闘することになる。
駄菓子屋「浦原商店」の店主。死神に霊的な道具を横流しする裏の顔を持つ。
力を失った一護に修行を施し、死神の力を再覚醒させる手助けをする。
現世を監視していた死神。一護に力を分けたことで死神の能力をほぼ消失する。
一護と行動を共にし、彼に死神としての戦い方をレクチャーする。
ルキアを捕縛するために尸魂界から派遣された死神たち。白哉は六番隊隊長、
恋次は副隊長を務めており、現時点の一護とは比較にならない実力を持つ。
BLEACH死神代行篇のストーリー:第1話から衝撃の結末までを詳しく解説
死神代行篇のストーリーは、日常の崩壊と戦いへの覚醒を描いています。
物語の流れを、重要なイベントごとに細かく分けて解説していきます。
一護とルキアの出会い:死神代行としての物語の始まりを解説
ある夜、一護の部屋に「死神」と名乗る少女・朽木ルキアが姿を現します。
彼女は人の魂を食らう「虚(ホロウ)」を退治し、魂を浄化するのが役割でした。
しかし、一護の霊圧に惹かれた強力なホロウが、一護の家族を襲撃します。
負傷して戦えなくなったルキアは、一護に自分の力を分け与えることを提案。
一護は家族を救うためにルキアの斬魄刀を胸に突き立て、力を受け取ります。
通常ではあり得ないほどの霊力ですべての力を吸収した一護は、
巨大な太刀でホロウを瞬殺し、死神代行としての第一歩を踏み出しました。
仲間たちの能力覚醒:空座町で巻き起こる虚(ホロウ)との戦いを解説
力を失ったルキアは、義骸(ぎがい)と呼ばれる仮の体で高校生として生活開始。
一護は彼女の代わりに代行業務を行い、様々なホロウと死闘を繰り広げます。
一護の母・真咲を殺害した「グランドフィッシャー」との因縁もここで語られます。
戦いの日々の中で、一護から漏れ出す強大な霊圧は周囲の人間を変容させます。
親友の茶渡泰虎は、霊力を持つ子供を救うために巨大な右腕の力を解放。
井上織姫も、ホロウ化した実の兄との対峙を通じ、守護と拒絶の力に目覚めました。
大虚(メノス・グランデ)出現:石田雨竜との共闘ストーリーを解説
物語中盤、一護は「滅却師(クインシー)」の生き残りである石田雨竜と対立します。
石田は撒き餌を使って町にホロウを呼び寄せ、どちらが多く狩れるかの勝負を提案。
しかし、その撒き餌の効力により、空に巨大な亀裂が生じてしまいました。
現れたのは、数多のホロウが融合して生まれた巨大な化け物「大虚(メノス)」です。
一護と石田は、互いの信念をぶつけ合いながらも、町を守るために共闘を決意。
一護の規格外な霊圧を石田が制御し、メノスを撃退したことで二人に絆が芽生えました。
BLEACH死神代行篇の結末:ルキア連行と死神の力喪失を解説
しかし、死神代行篇の最後には、一護にとって最大の絶望が待ち受けていました。
人間に力を与えたという重罪により、ルキアを連行する追手が尸魂界から到来。
現れたのは、ルキアの義兄である朽木白哉と、幼馴染の阿散井恋次でした。
一護はルキアを渡すまいと剣を振るいますが、隊長格である白哉の圧倒的な実力、
そして瞬歩による超速の移動を前に、一護はなす術もなく切り伏せられます。
一護は死神の力の源である「因果の鎖」を断たれ、力を完全に喪失しました。
「もう二度と近づくな」という言葉とともに、ルキアは尸魂界へ連行されます。
雨の中に倒れ、自分の無力さを痛感した一護。しかし、彼は諦めませんでした。
ルキアを救出するため、浦原喜助のもとで過酷な再起の修行に身を投じるのです。