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【ネタバレ】仮面ライダーBLACK SUNの時系列順にストーリー・結末を紹介!最終回の真実も明らかに!

プライムビデオで独占配信されている仮面ライダーBLACK SUNですが、西島秀俊さんと中村倫也さんのW主演で注目を集めました。

ただ、プライムビデオに加入されていない方やグロテスクな描写が苦手な方には視聴が難しいかもしれません。

また、内容も難しかったため、1度視聴したけど、時系列に沿ったストーリーを知りたいと思う方も多いのではないでしょうか?

そこで、本日は仮面ライダーBLACK SUNの時系列順にストーリー展開を紹介していきます。

 

 

1972年以前

1936年以前(人体実験研究所設置)

日本政府の関係者は秘密裏に人間兵器の開発を試み、研究所が設立されました。

当時の研究資料にはその研究所を訪れる、のちの内閣総理大臣堂波道之助(演:ルー大柴)の姿がありました。

1952年(南光太郎と秋月信彦誕生)

本作の主人公となる南光太郎ならびに秋月信彦が月食の日に誕生します。

1963年(創生王誕生)

国内の優秀な科学者を集めて人体実験を行う中、光太郎の父、南光三と信彦の父、秋月総一郎は日々の無慈悲な実験に嘆いていました。


当時は人間の身体に生物から生成したストーンを埋め込む実験を行っていましたが、失敗を繰り返していました。

そんなある日、月食とバッタの蝗害が同時に発生、そのタイミングで人体実験をしていた2人の人間が融合し、初めての怪人、創生王が誕生します。

 

さらに創生王の体内で生成されるエキスは怪人を作る力や怪人の老化を防ぐ原料となるため、現在まで利用されることとなりました。

 

創生王の誕生により、実験は飛躍的に進歩を遂げます。

 

1963年(光太郎・信彦の人体実験)

創生王の誕生と共に、創生王の継承に必要な2つのキングストーンも誕生しました。

 

光三と総一郎は、その2つのキングストーンを月食の日に生まれた11歳の息子2人の体内に埋め込みます。

(これは2人が息子たちに未来を託した行為と考えられています。)

 

この行動により、光太郎と信彦はそれぞれ黒トノサマバッタと銀トノサマバッタの怪人になってしまうのでした。

 

1972年

1972年、このころには日本中に多くの怪人が存在し、政府が行っていた実験の内容は世に伏せられていました。

終戦後のため、怪人たちは戦争の兵器として戦うこともなく、怪人は差別の対象となっていました。

「五流護六(ゴルゴム)」結成

各地で怪人差別が起こり、それに伴う事件が多発していきます。

そこで、怪人と人間が平等に暮らせる社会を作るため、ダロム、ビシュム、バラオム、ビルゲニア、オリバー・ジョンソン、新城ゆかりの主要メンバーとともに、五流護六(ゴルゴム)を結成します。

そして、のちに光太郎と信彦も五流護六に参加することとなります。

 

総理大臣の孫を誘拐

活動を行う中で、新城ゆかりにより、現総理大臣の孫、堂波真一の誘拐を企てます。

ゴルゴムは総理の孫を人質にすることで、総理大臣と直接交渉を要望するのでした。

総理大臣との直接交渉

ゴルゴムを代表し、ダロム、ビシュム、バラオムは堂波道之助との交渉に臨みます。

 

そこで、怪人は「教育、労働、参政」の権利を獲得します。

しかし、堂波からは「戦争時に兵器としての参加」「創生王の受け渡し」を要請され、結果として、怪人たちの立場は良くなるものの、怪人が人間の下につく構図は変わらないのでした。

 

3人は悩んだ末、現実的な落としどころと考え、この交渉を承諾することとなります。

 

ゴルゴムの分裂

堂波道之助との交渉の結果に反発した残りのメンバーのビルゲニア、オリバー・ジョンソン、新城ゆかり、光太郎と信彦は堂波真一と創生王を連れ去ります

それにより、ゴルゴムは分裂状態となるのです。

ビルゲニアとの亀裂

創生王を連れ去ったメンバーのうち、新城ゆかりは今後の未来のために創生王の排除を考えます。

その考えに同調した光太郎と信彦、オリバーは秘密裏に創生王を殺そうとします。

その事実を知ったビルゲニアはゆかりを殺してしまうのでした。

 

さらにはダロム、ビシュム、バラオム(通称「三神官」)は堂波真一を保護し、ビルゲニア、信彦を捕まえます。

光太郎は1人で創生王を倒そうとしますが、創生王の力に大敗し、コウモリ男によって命を救われ、ゴルゴムのメンバーの前から姿を消したのでした。

 

そして、ゴルゴムのメンバーはそれぞれ

  • 三神官はゴルゴムの党を結成、ダロムは衆議院議員となり、堂波の下につく。
  • 光太郎は消息を絶ち、影で借金の取り立てや暗殺などをして過ごす。
  • 信彦とビルゲニアは長年拘束される。
  • オリバーは2人のキングストーンをこっそり持ち逃げ、教会に潜伏する。

 

2000年代

ビルゲニア解放

長年、信彦とともに監禁されていたビルゲニアでしたが、

祖父と同じく、政界の道に進んだ堂波真一が現れ、汚れ仕事をやる代わりに開放することを提案します。

ビルゲニアはその提案に乗り、解放され堂波真一の手下となるのでした。

オリバーの布教

オリバーは教会に潜伏しながら、怪人が生まれた経緯などを調査し、1972年以前の実験について明らかにしていました。

そんな中、怪人民主解放同盟という組織に所属している川本夫妻と接触します。

2人は2000年に警視庁爆破事件の容疑者として、指名手配されており、逃亡している存在です。

その2人にオリバーは自身の存在を明かし、光太郎のキングストーンゆかりが生前、口にしていた「人間も、怪人も、命の重さは地球以上。1gだって命の重さに違いはない」という言葉を託します。

翌年、オリバーの存在を聞きつけた堂波とビルゲニアが教会を襲います。そこにはオリバーと1人の子供(ニック)がおり、もう1つのキングストーンを子供の口の中に隠しますが、堂波に見つかり、信彦のキングストーンは堂波の手に渡ります。

川本夫妻の娘

川本夫妻は娘の葵にキングストーンとゆかりの言葉を託します。

そして、葵は和泉家の養子となり、和泉葵として下町で暮らし、怪人の友達に囲まれて成長していきます。

 

 

2022年

国連でのスピーチ

葵は中学2年生となり、怪人の差別撤廃を訴え、国連でスピーチを行います。

その様子はメディアでも取り上げられ、広く知られた存在となっています。

 

そして、彼女がスピーチ中に「人間も、怪人も、命の重さは地球以上。1gだって命の重さに違いはない」というメッセージを放ちます。

この言葉は、ゆかり→オリバー→川本夫妻→葵に伝えられていたのでした。

 

 

そのスピーチを聞いた堂波は50年前にゆかりの口から言葉を聞いていたため、「光太郎のキングストーンを持っているのではないか」と勘付き、怪人を使い葵の拉致を企てます。

 

葵と光太郎の出会い

堂波の差し金によりクモ怪人が葵を襲います。

そして、別口から葵の暗殺を依頼された光太郎もその場に現れます。

しかし、光太郎は自身のキングストーンを持った葵のために怪人の姿に変身します。

この変身を察知し、三神官や信彦は光太郎が生き延びていたことを知ります。

さらにタイミングよく信彦の拘束が解け、脱獄に成功するのでした。

 

葵の養母の死

クモ怪人を光太郎に倒されたことにより、堂波はさらに怪人を葵に仕向けます。

その結果、葵の養母がアネモネ怪人によって殺害されます。

光太郎と脱獄した信彦が再会を果たし、見事アネモネ怪人を撃退します。

しかし、行くあてをなくした葵は光太郎とともに生活するようになります。

信彦の野望

信彦は再び、「怪人が怪人のまま生きられる世界」の構築と創生王の排除を目的に立ち上がります。

光太郎からは賛同されませんでしたが、反怪人団体とデモ活動を行う怪人たちの衝突に割って入り、演説を行います。

その演説に賛同した怪人たちを集め、レジスタンスを結成し、訓練することで、ゴルゴムの党の打倒を企てます。

 

川本夫妻

葵の両親の川本夫妻は過去に日本政府が行っていた改造実験の記録映像を持ち、日本に帰国します。

葵とも会う約束をするものの、ビルゲニアに捕まり、拷問を受けることとなります。

そのなかで、夫の英夫はノミ怪人の手により、カニ怪人へと改造されてしまいます。

そして、意識が混濁した状態で葵の元へ行き、ビルゲニアの指示に従い、葵を拉致しようと動きます。

しかし、結果的に仲間になったクジラ怪人によって、カニ怪人(川本英夫)は倒されてしまいます。

 

ニック

1972年代の一連の抗争について詳しいニックはかつて、オリバーが潜伏していた教会にいた少年です。

現在は葵の依頼で怪人や過去の抗争について調べています。

しかし、ニックは怪人への憧れがあり、ビルゲニアにより、「怪人にしてやる」と言う言葉を鵜吞みにして、ビルゲニアの指示に従い、葵を無人の村に連れていきます。

そこで待ち受けていたビルゲニアに葵を引き渡し、ニック自身を怪人にしてもらおうと懇願しますが、それが嘘だったと判明します。

葵の怪人化

ビルゲニアとニックにより、拉致されてしまった葵は拷問された母を横目にノミ怪人により怪人へと改造されてしまいます。

当初は意識も混濁し、助けにきた光太郎にも襲い掛かります。

しかし、光太郎の呼びかけにより意識を取り戻すことに成功します。

ただ、意識を取り戻したのもつかの間、三神官のビシュムにより、ゴルゴムの党の本部に再び拉致されてしまいます。

創生王と2つのキングストーン

葵の拉致に成功したことにより、創生王の元に2つのキングストーンが集まりました。

そして、次期創生王の候補として、葵とキングストーンを創生王の前に差し出します。

しかし、葵は創生王の力により、弾き飛ばされてしまいます。

その後も、三神官たちが試みますが、キングストーンが揃っても、並みの怪人では創生王には変身できないことが明らかになります。

 

ゴルゴムの党への殴り込み

信彦率いるレジスタンスと光太郎はゴルゴムの本部に潜入します。

 

そこで、光太郎は創生王に挑むも敗北し足を切断され意識不明のまま、コウモリ怪人により逃亡、

葵の救出には成功するものの、多くの怪人たちは殺されることとなりました。

 

さらに、葵の友人でもあり、レジスタンスに所属していた俊介は命からがらゴルゴムの本部から脱出するも、偶然出くわした反怪人団体に捕まり、リンチに遭い、命を落としてしまいます。

信彦の怒り

俊介の死により、怒りが頂点に達した信彦は憎悪により、怪人は人間の上に立つべきだと考えるようになります。

そして、あえてゴルゴムの本部に捕まる形で潜入し、三神官のうち2人を倒し、怪人のリーダーとして次期創生王になることを宣言します。

ここで、ビルゲニアは信彦に賛同しますが、信彦はビルゲニアを拒否します。

 

光太郎と信彦の戦い

さらに、創生王との戦いで足が切断されてしまった光太郎は意識を取り戻すも、以前のようには戦えない状況でした。

そんな光太郎の元に怪人たちのリーダーとなった信彦が来訪します。

「共に歩もう」と光太郎を誘いますが、光太郎はそれを拒みます。

さらに、信彦は光太郎のキングストーンを奪おうとしますが、光太郎の仲間たちにより、阻止することに成功します。

しかし、この戦いで光太郎は絶命してしまうのでした。

真実の公表

葵は真実を知るため、オリバーが潜伏していた教会で、政府が人体実験していた証拠の記録を手に入れます。

さらに、信彦の父、秋月総一郎とも面会します。

ここで、ビルゲニアも葵と合流し、怪人誕生の真実を知るのでした。

 

真実を知った葵は世界に向けて、情報を発信しようとします。

そのことを知った堂波は、警察を使って葵を殺そうとします。警察たちが葵の配信を止めようとする中、それをビルゲニアが阻止、葵が配信を終えたころにはビルゲニアは絶命してしまうのでした。

そして、葵は「創生王を殺すことができる剣:サタンサーベル」をビルゲニアから継承します。

 

光太郎復活

仲間たちの懸命な処置により、光太郎は見事復活を果たします。

復活した光太郎はゴルゴムの本拠地を目指します。

そして、頂点に君臨する信彦と対峙します。

そして、見事信彦を倒した光太郎は信彦と共に新たな創生王としての道を選びます。

(創生王になるためには2人と2つのキングストーンが必要だったのです。)

そして、現在の創生王の心臓を2つのキングストーンを握った手で破壊し、光太郎は信彦を取り込み1人の新創生王が誕生したのでした。

結末

サタンサーベルを手に葵がゴルゴムの本部に向かうと、光太郎と信彦がすでに創生王として君臨していました。

その体には三神官の生き残りのビシュムにより、エキスの抽出装置も取り付けられていました。

 

怪人に変身した葵を以てしても新創生王は倒すことはできず、光太郎の意識ももうありません。

 

しかし、新創生王の口から「殺してくれ」と発されたため、覚悟を決めた葵は、ビルゲニアから継承したサタンサーベルで新創生王を倒したのでした。

 

後日談

怪人を作ったのが祖父である堂波道之助であったことが世間に知れ渡った堂波真一は窮地に立たされます。しかし「国民の目先を変えれば大丈夫」とのんきな発言をしますが、最終的には怪人になることに成功したニックによって、殺害されてしまうのでした。この殺害には堂波の側近であった仁村も関与しており、その後仁村は総理大臣となり、ビシュムも大臣として政界に参加するのでした。

しかし、怪人の歴史が明らかになった現在も、世の中から犯罪がなくなることはなかったのでした。

 

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